妊活を始めようと考えている方や、不妊治療を検討されている方は、
不妊検査についてどれくらいご存知でしょうか?
不妊検査は、妊娠がなかなか成立しない原因を明らかにし、
適切な治療法を選択するための大切なステップです。
しかし、その内容や目的を詳しく理解している方は意外と少ないかもしれません。
そこで今回は、妊活初心者の方にもわかりやすく、不妊検査について詳しく解説します。
妊活の基礎知識を身につけたい方や、不妊検査を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください✨
不妊検査とは
不妊検査は、妊活を始めて1年以上経っても自然に妊娠しない場合、
その原因を特定するために行われる一連の検査です。
英語では”Fertility Assessment”と言われます。
しかし、年齢や個々の状況によっては、妊活を開始されるタイミングや
妊活から半年未満程度で検査を検討することも推奨されています。
また、人工授精や体外受精などの施術を受ける前に必ず検査を受けていただく必要があります。
さらに、不妊検査は単に原因を突き止めるだけでなく、
将来の治療プランを立てるうえでの基盤となります。
例えば、検査結果によっては、生活習慣の改善が推奨される場合や、
ホルモン治療や手術が適切と判断される場合もあります。
不妊検査は、妊活を効果的に進めるための第一歩です。
どのような検査が必要かは、専門医と相談しながら決定すると良いでしょう。
不妊の主な原因
- 女性要因(約40%):排卵障害、卵管の閉塞、子宮の異常など
- 男性要因(約40%):精子の数や運動率の低下、形態異常など
- 男女双方の要因(約10%)
- 原因不明(約10%)
不妊検査を行うことで、これらの原因を明らかにし、
最適な治療計画を立てることができます。
主な検査内容
<女性の検査>
-
超音波検査(エコー検査):子宮や卵巣の状態を確認し、異常(子宮筋腫や卵巣嚢胞など)がないかをチェックします。
-
卵巣の状態確認(AMH検査):卵巣の卵子数を推測します。
-
血液検査:必要に応じてホルモンバランスを確認します。
<男性の検査>
-
精液検査:精子の数、運動率、形態異常の有無を評価し、精液の質を確認します。
-
血液検査:必要に応じてホルモンの異常を調べます。
その他:
-
卵管造影検査:卵管が詰まっていないか、正常に機能しているかを調べる検査です。
-
感染症検査:HIV、B型肝炎、梅毒などを調べます。
-
子宮鏡検査:子宮内のポリープや癒着の有無を確認するために、直接観察を行います。
-
ホルモン検査:妊娠に関わるホルモンバランスを確認。卵巣機能を調べるために、血液中のホルモン(FSH、LH、エストロゲンなど)の値を測定します。
注記:AMH検査は検査日から1年以内、精液検査は3ヶ月以内の検査レポートをお持ちの場合は再検査が不要な場合があります。
これらの検査を通じて、妊娠を目指す際のリスクを事前に把握し、
適切な対策を取ることが可能です。
不妊検査の重要性
不妊検査は、妊娠を目指すカップルにとって非常に重要です。
その理由を以下に挙げます。
-
原因の特定: 不妊の原因は多岐にわたり、男女ともに30%程度の割合で原因があると言われています。検査を通じて具体的な問題を特定することで、適切な治療法を選択できます。
-
早期対応が可能: 年齢は妊娠に大きな影響を与える要因の一つです。特に女性の場合、卵子の質と量は年齢とともに低下します。早めの検査で問題を把握することで、時間を無駄にせず適切な対策を講じることができます。
-
心理的な安心感: 不妊の原因が分からないまま悩むことは、カップルにとって大きなストレスとなります。検査によって原因や治療方針が明確になることで、不安が軽減され、前向きに治療に取り組むことができます。
不妊検査を始めるタイミング
-
35歳未満のカップル: 1年以上自然妊娠を試みても成功しない場合、検査を検討するべきです。
-
35歳以上のカップル: 6か月間妊娠を試みても成功しない場合、早急に検査を受けることをお勧めします。
-
以下の状況に該当する場合は早めに検査を検討:
- 月経不順や無月経などの症状がある場合
- 過去に流産歴がある場合
- 子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の診断を受けている場合
- 性感染症の治療歴がある場合
- 手術や病気で卵巣や精巣への影響が懸念される場合
- パートナーが精液検査で異常を指摘された場合
まとめ
不妊検査は、妊娠を目指す第一歩です。
検査を通じて妊娠を妨げる原因を特定し、適切な治療法を見つけることが可能になります。
原因を知ることで、時間的・心理的な負担が軽減され、
カップルが協力して問題を乗り越えるきっかけにもなります。
また、検査を通じて自身の健康状態を知ることができるため、
妊娠以外の健康面でのリスク管理にも役立ちます。
妊娠に向けた最適な方法を見つけるために、不妊検査をぜひ検討してください。
専門医への相談や適切な情報収集を行い、自分たちに合った計画を立てていきましょう。
参考情報
-
日本産婦人科学会:「不妊症診療ガイドライン」
-
厚生労働省:「不妊治療と助成制度について」
-
世界保健機関(WHO):「Fertility Assessment and Treatment」
お知らせ
ルミラスでは、お悩みの方向けに"無料LINE相談"もご用意しております📝
以下リンクまたはQRコードからお友達登録が可能です!
その他にも…
妊活中はパートナーとのお付き合いや仕事との両立や、なかなか友達に相談しずらいといった点など、
悩みは尽きないかもしれません。
ぜひこの機会に無料LINE相談をご利用いただき、妊活の一歩を踏み出してください。
夢の実現に向けて、私たちが全力でサポートいたします!🌈
このような方におすすめ
-
マレーシアでの不妊治療に興味がある
-
マレーシアでの産み分けに興味がある
-
オススメの不妊治療クリニックやドクターを知りたい
-
ルミラスのセミナーやイベントに参加したい
-
妊活や不妊治療に関して相談したい